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第67回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(石川大会)が開催されました

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第67回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(石川大会)が、中部地区高等学校通信制教育研 究会(中部地区通研)を担当地区として、主管校の石川県立金沢泉丘高等学校を中心に、平成27年6月10日(水)〜12日(金)の3日間、石川県地場産業振興センターにおいて開催されました。
全国の加盟校から111校約350名の教職員が参加し、活気ある研究協議等がおこなわれました。
開会式では、上代真澄会長、開催県石川県教育委員会 木下公司教育長が挨拶し、文部科学省初等中等教育局 高見英樹専門官より、「通信制教育をめぐる最近の動向」と題し講演をいただきました。
その後、学校運営、情報、保健体育、国語、放送教育、人権教育・教育相談の6つの分科会に別れ研究協議を行いました。
研究協議2日目の12日には、石川県立大学の熊谷英彦学長が記念講演を行いました。
今大会の有意義な議論を各校へ持ち帰り、各校の抱える課題解決に向けて前進させるとともに、次回和歌山大会での再会を確認し、3日間の期間を終了しました。
大会に出席をいただいた通信制教育関係の皆様、大会運営に関わられた皆さまに、あらためて感謝申し上げます。

全通研 第16回研修会「ホームページ活用による生徒への学習支援」 報告

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 平成26年12月15日(月)、向後千春先生(早稲田大学人間科学学術院教授)を指導助言者にお迎えして、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、全通研主催の第16回研修会が実施されました。
 当日は、全国の加盟各校の先生方、NHK高校講座制作関係者など多数の皆様にお集まりいただき、全通研関係者(会長、事務局、eラーニング研究委員)とあわせて51名の参加で、有意義な研修となりました。
 今回の研修会では、「ホームページ活用による生徒への学習支援」と題して、加盟各校からいただいたアンケート回答をもとに、活用事例なども紹介しながら、今後のHP活用に向けた意見交換、情報共有をおこないました。また、文部科学省で開かれている「高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議」の内容報告、全通研eラーニング委員会の今までの活動と今後の展開についての報告もおこないました。
 最後に、早稲田大学教授の向後千春先生より、大学におけるeラーニング活用の様子や通信生の面接指導の意味など、通信教育の今後に向けたご指導ご助言をいただき、研修会を終了しました。
 全通研および全通研eラーニング研究委員会では、加盟各校の皆様のご協力をいただきながら、生徒の学習支援に向けて、インターネットを活用した方策を検討して参ります。
今後とも加盟各校の皆様の一層のご協力をお願いいたします。
(全通研事務局・全通研eラーニング研究委員会)

第66回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(東京大会)が開催されました

「第66回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(東京大会)」が、関東地区高等学校通信制教育研究会(関通研)を担当地区通研として、主管校のNHK学園高等学校(東京)を中心に、関通研加盟各校の協力のもと、平成26年6月11日(水)から13日(金)の3日間、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターを会場として開催された。
初日の6月11日(水)は、午後から「全通研理事会」、「大会実行委員会」が開かれた。理事会では翌日の総会に提案、報告される事項についての協議、実行委員会では、翌日からの大会運営等についての確認がおこなわれた。
2日目の6月12日(木)は、午前中に「総会打合せ」、「分科会打合せ」、「放送教育連絡協議会」がおこなわれ、午後からはじまる総会、研究協議会を実りあるものにするための最終確認がおこなわれた。また、「放送教育連絡協議会」では、通信制の生徒の学習を支える大きな要素である放送教育について、放送教育関係者、各地区通研放送教育担当、放送教育研究委嘱校などが集まり、研究・実践内容の共有、協議などを進めた。なお、これらと並行して、「全国通信制高等学校長会総会及び研究協議会」が開催された。
午後から、「開会式」、「総会」、「記念講演」、「研究協議」がおこなわれ、開会式では、全通研会長の上代真澄 千葉県立千葉大宮高等学校長の主催者挨拶に続き、開催地教育委員会を代表して、江本敏男様(東京都教育庁指導部高等学校教育指導課長)よりご挨拶をいただき、来賓として、高見英樹様(文部科学省初等中等教育局高校教育改革PT 初等中等教育企画課教育制度改革室専門官)、小田橋昭仁様(日本放送協会視聴者事業局事業部専任部長)よりご祝辞を頂戴した。
総会では、平成25年度の事業、決算・監査報告に続いて、平成26年度の役員・顧問、事業計画、収支予算についての提案、平成26年度作成学習書(4科目)の使用教科書についての提案がおこなわれ、いずれも承認された。なお、平成27年度の大会は、中部地区通研が担当し、石川県立金沢泉丘高等学校を主管校として石川県金沢市で開催、平成28年度の大会は、近畿地区通研が担当し、和歌山県立陵雲高等学校(和歌山県立きのくに青雲高等学校)が主管校として、和歌山県和歌山市で開催することも承認された。
議事終了後、58名の方々に感謝状と表彰状が授与された。表彰者を代表して、森慎二様(全通研前会長)よりご挨拶をいただいた。
記念講演は、竹内誠氏〔歴史学者(江戸時代)、江戸東京博物館館長、徳川林政史研究所所長〕より、「江戸の教育力」と題してご講演いただいた。当時の生活の中で、あたり前のように教え、受け継がれてきた教育の力について、わかりやすく、楽しくお話をいただき、さまざまな課題を抱えながら学ぶ生徒と向き合っている教職員にとっても、意義深い研修となった。
研究協議会は、2日目の午後と3日目の午前に、6分科会(学校運営、英語、家庭、地歴・公民、放送教育、人権教育・教育相談)でおこなわれ、担当校の研究発表に基づき、活発な意見交換がおこなわれた。各分科会の参加者は、学校運営142名、英語32名、家庭32名、地歴・公民40名、放送教育58名、人権教育・教育相談38名。いずれの分科会においても、現状の分析と教育指導に向けた現在の取り組み、今後の展望・取り組みについて研究協議をおこない、高等学校通信制課程の重要性、通信制課程での学習を求める生徒、保護者に向けて、学校、教職員が果たすべき役割について再度認識を深めた。各分科会とも、有識者による指導助言もいただき、研究協議の内容を各学校へ持ち帰り、教育の質の向上を目差すことを確認し終了した。
3日目の6月13日(金)は、前日からの研究協議に引き続き、「全体協議会」、「閉会式」がおこなわれた。全体協議会では、本大会実行委員長の賀澤恵二 NHK学園高等学校長より、指導助言者への謝辞が述べられ、続いて、全通研会長の上代真澄 千葉県立千葉大宮高等学校長より、文部科学省より文章にていただいた質問・要望への回答の説明、文部科学省よりいただいた「通信制課程を取り巻く最近の動向」(資料)の説明、全通研への質問・要望に対する説明がおこなわれた。
閉会式ではまず、本大会実行委員長の賀澤恵二 NHK学園高等学校長より大会参加者へのお礼の挨拶が述べられた。その中で、賀澤校長は「通信制課程は、教職人生最高の舞台である」と通信制高校教育への思いを述べ、全国の加盟校に向けて、生徒、保護者と向き合い、通信制教育の更なる発展、前進を呼びかけた。引き続き、次期大会開催地区を代表して、中部地区通研会長の遠山久美子 愛知県立旭陵高等学校長、次期大会主管校長の新屋長二郎 石川県立金沢泉丘高等学校長よりご挨拶をいただき、来年6月、金沢での再会を呼びかけた。最後に、全通研会長の上代真澄 千葉県立千葉大宮高等学校長より大会無事終了へのお礼の挨拶が述べられ、3日間の大会を閉会した。
本大会には、全国の加盟校、関係機関より、428名のご参加をいただいた。また、文部科学省、東京都教育委員会、NHK、NHK出版など、通信制教育に関係する皆様にも多大なご支援をいただいた。あらためて感謝いたします。

第65回全通研福島大会が開催されました

第六十五回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会は六月十二日から三日間、東北・北海道地区通研が担当、福島県立郡山萌世高等学校を主管校として、郡山市「ビッグパレットふくしま」で開催された。
一日目は「第一回理事会」と「大会実行委員会」が開催された。
二日目午前は「全国通信制高等学校長会総会及び研究協議会」「放送教育連絡協議会」が開催された。
 午後から開会式が開かれ、会長の森慎二神奈川県立厚木清南高等学校長の主催者挨拶の後、福島県教育長の杉昭重氏の挨拶、来賓として文部科学省初等中等教育局視学官清原洋一氏とNHK福島放送局副局長菊地秋夫氏の祝辞があった。
 総会では、事業・決算報告と事業計画及び予算案が承認された。また、今年度学習書作成に使用する七科目の教科書についての提案が承認された。
また、加盟校は、百十五校となった。
 来年度、第六十六回大会は関東地区が担当、NHK学園高校が主管校として東京で開催し、六十七回大会は、中部地区が担当し、石川県立金沢泉ヶ丘高等学校を主管校として石川県で開催する事が承認された。
 総会後に、四十七名の方々に感謝状と表彰状が授与された。
 研究協議会は、二日目の午後と三日目の午前中に六分科会で研究発表があり、熱心に質疑応答が交わされた。
第一分科会「学校運営」「通信制高校におけるキャリア教育のあり方」(本部発表)「本校の現状と課題について」(愛媛県立松山東高校)
第二分科会「数学」
「『データ分析』の授業が生徒の自己効力感に与える効果」(長野県立長野西高校)「通信制二年目教員実践報告」(福岡県立博多青松高校)
第三分科会「理科」
「『安心感』が持てる通信制の授業を目指して」(島根県立宍道高校)「興味が持てる理科教育について」(高知県立高知北高校)
第四分科会「保健体育」
「体育指導の現状と課題解決に向けて」(京都府立西舞鶴高校)「体つくりの運動としての『気功』」(神奈川県立厚木清南高校)
第五分科会「放送教育」
「放送視聴の利用を目指したデジタルコンテンツの作成と活用について」(北海道有朋高校)「本校における効果的な放送利用の促進について」(今治精華高校)「国語表現Tにおける一般放送番組の活用とその可能性」(NHK学園高校)
第六分科会「人権教育・教育相談」
「社会人として生きていける生徒の育成」(青森県立北斗高校)「山口高等学校における教育相談」(山口県立山口高校)
 全体協議会では、文部科学省初等中等教育局教育制度改革室高校教育改革係長一色潤貴氏から文部科学省に対する要望への回答に続き、全通研会長から全通研に対する要望への回答があった。
 閉会式では、次期主管校のNHK学園高校から東京大会への参加の呼びかけがあった。
 今大会は、福島県において開催したが、全国から三百七十一人が集い盛会裏に終える事が出来た。担当地区通研、主管校、参加者、そして全国の会員に感謝したい。

第64回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(佐賀大会)

「第64回全国高等学校通信制教育研究会総会並びに研究協議会(佐賀大会)」は、平成24年6月13日(水)から3日間、佐賀県立佐賀北高等学校を主管
校として九州地区通研加盟校の協力を得て、佐賀市文化会館を会場として開催された。
 大会第1日の6月13日(水)、第1回理事会が行われ、総会に提案、報告される事項について協議が行われた。
 大会第2日の6月14日(木)、午前中に「全国通信制高等学校長会理事会・総会並びに研究協議会」と「放送教育連絡協議会」が開催された。午後から開会式、総会、講演に続き、六つの分科会で研究協議が行われた。
 開会式における主催者あいさつで会長の村越和弘東京都立一橋高等学校長は[多様な生徒が学ぶ通信制高校がどのようにして教育の質を保障していくのか、難しい課題ではあるが、各学校、地区通研、全通研の研究活動と実践を通して模索していきたい」と述べた。
 来賓祝辞で文部科学省初等中等教育局主任視学官高校改革PTリーダー袖山禎之氏は「定通生徒実態調査により通信制生徒の現状が把握できた。このような状況を踏まえて新たな方策を考えたい。また、通信技術の進展により、従来の方法にとらわれない新しい通信教育の展開も考えられる。全通研でも研究と実践を踏まえた提言を」と述べられた。
 続いて佐賀県教育委員会副教育長中島秀明氏からは通信制教育に対する激励の言葉を、NHK佐賀放送局長緒方浩之氏からはNHK高校講座の新しい展開について紹介と放送を積極的に活用されたいと述べられた。
 総会では、定例の事業と予決算に付いての議事と今エンド作成の学習書に使用する13科目の教科書について事業部長、庶務部長から提案され承認された。
加盟校は公立3校、私立2校の計5校の入会が承認され、24年度の加盟校は
116校となった。
 平成25年度第65回全通研大会は東北・北海道地区通研が担当、福島県立
郡山萌世高校が主管して福島県郡山市で開催する。平成26年度第66回全通研大会は関東地区通研が担当、NHK学園高校が東京都で開催することが承認された。
 総会後に、通信制教育の振興及び全通研の活動にご協力いただいた44名の方々に感謝状と表彰状が贈呈され、表彰者を代表して渡邉洋一前会長が挨拶をされた。
 研究協議会は6分科会で行われた。(分科会発表校と研究協議題は別項)
 大会第2日の6月15日(金)は前日に続き分科会が行われた後、全体会が持たれ、文部科学省に対する要望に対し、文部科学省袖山禎之主任視学官から回答があり、全通研に対する要望には全通研村越会長から回答があった。
 閉会式では次期主管校の郡山萌世高校から福島大会への参加呼びかけがあった。全国各地から福島大会へ参加することが何よりの支援となることを踏まえ
各加盟校が参加することを期待すると挨拶された。
 以上で、佐賀大会が終了した。参加者は370名となった。

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